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ハコトリBlog : 記事一覧

閉幕

延21日間にわたって開催されました、第2回ハコダテトリエンナーレが終了しました。

旅行の最中に、わざわざ立ち寄っていただいた観光客の方々、3年後も頑張ってねと協賛金をそっと手渡してくれた方、暑い中歩き回ってやっと会場を見つけたとご来場いただいた方々、会場を快く貸していただいた建物の所有者の方々、ボランティアで積極的に参加していただいた方々、ポスターなどを快く貼っていただいた方々、北海道の一都市まで足を運び古建築物という展示の難題と向き合い見事に自らの作品の表現をしていただいた作家の方々、そして、函館とアートを愛している多くの方々。

皆さまのおかげで、無事第2回ハコダテトリエンナーレは静かに幕を下ろすことができました。

ありがとうございました。

フィナーレ!ハコトリ

3週間に亘って函館西部地区の古建築物3会場で催されていた、第2回ハコダテトリエンナーレも遂に最後の日となりました。

市民有志と趣旨にご賛同いただいた作家さん、ボランティアの皆さん、協賛金を快くご寄付いただいた皆様によって手作りで運営された、ハコトリという作品も、いよいよ明日をもってまた3年間蔵じまいとなってしまいます。とてもとても名残惜しいのですが、最終日、何度も来場された方も、しまった、まだ行っていないという方も、ハコトリを覗いてみませんか。

そこで、出品している全作家さんの作品を別角度・別作品という形で再びご紹介します。ご覧になってピンとくるものがあったら、もう作品に会いに行かなければ。

冒頭の作品は、内海聖史。

広野じん作品。

中根ちえこ作品。以上、旧大黒湯。

佐竹真紀作品。

石川潤作品。

あと2日でいよいよフィナーレ

9月7日に、バル街とのコラボであでやかに幕が開けた第2回ハコダテトリエンナーレも、あと2日間を残すのみとなりました。元来の展示場ではない古建築物に、作家さんが創意工夫して自己の表現をするという、全国的にも数少ない函館ならではの独創的な展示会も、しばらくご覧になることができなくなります。

どうぞ、全国各地の若き作家さんたちが繰り広げた「函館ならではのアート」をご堪能ください。

その最後の2日間を飾ってくれるのが、ハーバード大学でイグ・リーベル賞授賞式での演奏を終えて帰国した、紀あささんです。ファンタジックな世界の中で演奏する手廻しオルガンと手廻し紙芝居などは、ちょっとした別世界にわたしたちを運んでくれます。

その紀あささんの演奏会が9/29と最終日9/30の13:00と15:00の計4回行われます。ひょっとしたら、イグ・ノーベル賞受賞式で演奏した「ケロミン」の登場があるかもしれませんよ。

場所はギャラリー三日月(弥生町23-1)   ご予約・お問い合わせは 0138-87-0787 です。

あと2日間は、他の事を忘れて、アート漬けになってください。

お待ちしています!

ハコトリ開催、あと5日間

9月7日より開催しております、第2回ハコダテトリエンナーレも残すところ、木曜日の休みを除いてあと5日間となりました。まだ行っていないという方、もう一度じっくり見てみたいという方、是非お越しください。

今回は、各作家さんの作品の一部を一挙公開(全体は会場でご覧ください、笑)!上の写真はコイズミタイチさん(会場:ギャラリー三日月)です。

大島慶太郎作品

紀あさ作品(以上、ギャラリー三日月会場)

内海聖史作品

中根ちえこ作品

ハコトリが各メディアに登場、そして明日からは・・・

ハコダテトリエンナーレが幕をあけてからちょうど1週間経ちました。初日がバル街と重なったため、様々な形で報道されたのですが、それ以降、ハコトリ単独での報道をしていただけるメディアが相次ぎ、関係者としては感謝に堪えない次第です。ここ1週間で報道された主たるものをご紹介します。

まず、北海道新聞の道南版である「みなみ風」に9月10日と11日の2日にわたって、ハコダテトリエンナーレ特集ということで紙面トップ記事扱いでご紹介いただきました。

冒頭のものが10日で上が11日の紙面です。11日の紙面、棟方志功より目立つ(・・・・・・)。

そして同じ11日夕方には、NHKのネットワークニュース北海道で、弥生町長屋を生中継で紹介していただきました。

そして本日函館新聞で、先日ご案内しました、紀あささんの手廻しオルガン演奏会のご紹介がありました。

みなさん、明日から3日間とフィナーレの29日、30日は紀さんの演奏会をどうぞご覧になってください。

手廻しオルガン演奏会紹介記事(当HP内) ⇒ http://hakotri.info/archives/555

今後も地元メディアであるNCVさんもご紹介していただく予定です。また、函館市公式観光サイト「はこぶら」でも観光客向けに、レポート記事をご紹介していただく予定となっています。

今後、本HP内では、開催に至るまでの秘話や会場にまつわる逸話などもご紹介していきたいと思っております。ハコダテトリエンナーレは人間が作っている生物です。その中には物語もあります。どうぞご期待ください。

 

(文・写真/ハコトリ実行委員 前田)

9月15日から紀あささんの手廻しオルガン演奏会が開催されます

ハコダテトリエンナーレの会場のひとつ、ギャラリー三日月で手廻しオルガンと周囲に散らばめて自身の写真の展示をしている、紀あささんと、特別参加のみぞろけまりんさんによる、オルガン演奏と紙芝居・パフォーマンスが今週の3連休(9/15、9/16、9/17)に開催されます。オルガン演奏もそうですが、オルガンに連動して繰り広げられる紙芝居、初日にまちセン前で演じ好評を得たパフォーマンスの披露など、楽しくファンタジーに溢れた世界をご覧になれます。

紀あささんといえば、その「芸」の広さで有名ですが、先日のFMいるか出演の際にご本人が発表したように、今年の9月20日にアメリカ・ハーバード大学で行われる「イグ・ノーベル賞」の授賞式で、「ケロミン」というカエルの恰好をした日本発の楽器を演奏することになった女性です。

つまり、渡米する直前にこの函館で彼女のパフォーマンスを拝見することができるのです。何と函館市民あるいはその日函館に滞在している方は幸せなことか。これを見逃す手はありません。きっと彼女の演奏は全世界に配信され、高い注目を浴びるでしょう。その前に目の前で彼女のパフォーマンスをじっくり見ることの出来るチャンスです。

そして、渡米の疲れを癒す間もなく、ハコダテトリエンナーレのフィナーレを飾ってくれるために、再度来函し、9/29と9/30にもギャラリー三日月で披露してくれます。

それでは、整理してご案内します。

【紀あさ 手廻しオルガン演奏会】

日程/9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)、29日(土)、30日(日)    開始時間/各13時と15時の2回

場所/ギャラリー三日月(函館市弥生町23-1)ハコダテトリエンナーレ会場   Tel: 0138-87-0787

15名様分しか席をご用意できないため、できれば予約していただけれは確実にご覧になれます。

 

(文・写真/ハコトリ実行委員 前田)

本日弥生町長屋がNHKで全道生中継放送されました

本日(9月11日)、18:40頃、NHKのネットワークニュース北海道で、ハコダテトリエンナーレ会場のひとつである、弥生町の長屋が生中継で紹介されました。タイトルは「古民家と現代アートが融合」で、石川潤、ささきようすけの部屋及び作品が女性リポーターによって紹介していただきました。テレビをご覧になっていただいた方はご存知でしょうが、ご覧になれなかった方のために、番組のリハーサル風景の写真で、内容のご案内をします。

本番は撮影禁止とのことで、本番同様のリハーサルを撮影させていただきました。

まず、石川潤さんの絵の一部をアップしたところから中継は始まりました。それが冒頭の写真です。そして、部屋全体がアートになっているとの描写のあと、ハコトリ実行委員会代表の大下智一へのインタビュー。

その後、「隣の部屋も凄いんです」と、一度外に出た時に建物全体を紹介。

そして、ささきようすけさんの部屋に入っていきます。

ファンタジーな空間であると紹介していただいたあと、作家へのインタビュー。

ここではけっこう時間を使って会話がなされたのですが、途中、ささきさんが緊張のせいか、空白の時間を作ってしまい、リポーターの方が、「ハコダテトリエンナーレは・・・・・」で画面はスタジオに移ってしまいました。時間でしっかり区切られていますので仕方ないですが、そのあとに続くはずだった言葉をご紹介させていただきます。

「ハコダテトリエンナーレは9月30日まで開催されております」リハーサルではそうでした。

そうです、9月30日まで開催しておりますので、ご都合のいい日を見つけて、ぜひ鑑賞にお越しください。

 

(文・写真/ハコトリ実行委員 前田)

アートな会場の紹介/ギャラリー三日月

明治時代、函館の中心の一部であった弥生町で昭和時代まで営業していた質屋が閉鎖後、前回のハコトリで見事に甦り、そのままギャラリー・ショップ・カフェとして営業されているお店。建物も明治時代部分、大正時代部分、昭和時代部分があり、それぞれの時代の香りを感じながら、アートを楽しむことができる市内でも稀有なアートスペースとなっています。

このお店は、前回のハコトリのHCAで甦った後、経営者ご夫婦の長きに亘っての地道なマイナーチェンジの繰り返しによって現在の店内形態があります。また、その古く重厚な建物の雰囲気とご夫婦の人柄に引寄せられて、多くのアーティストさんたちも集まってくる、今では函館になくてはならないお店のひとつとなっています。

そんなお店の中の土蔵部分(明治時代建築)では二人の作家さんの作品が展示(公開)されています>

コイズミタイチさんの木彫。ここの見どころは、作品もそうですが、その配置によってできる空間でもあります。個々の作品の良さを惹きたてるスペース利用と相まって、その場所にこの作品があって当然と思わせてくれています。そして、作品が持っている表情をじっと見ていると、何かを語りかけていることに気付くでしょう。語りかけているものは何か?それは見る人によって違うでしょう。

土蔵の二階に上がると、大島慶太郎さん(ドイツ・ケルン在住)が製作した映像が上映されています。ひとつの写真が止まって映し出されたり、幾重にも重なったりとしながら展開される作品。しかし、一瞬しか映し出せれないものでも、個々の写真に施された表現には、作者のイメージが凝縮されているかのような印象を与えてくれます。

海がテーマとなっていますが、どこの海なのかは、実際にご覧になって確認してくださいね。

さて、順番が逆になってしまいましたが、お店に入ると、まず飛び込んで来るのが、紀あささんのファンタジックな世界。函館市内在住の谷目基さん製作による手回しオルガンの周囲に散らばれた数々の写真は、紀さんが目にした素敵な光景を集積したかのよう。

今週の15(土)16(日)17(月)とトリエンナーレ最後の29(土)30(日)の13時と15時に手回しオルガン演奏とパフォーマンスが披露されます。定員15名となっていますので、予約をされた方が確実かもしれません。

お問い合わせ・予約は、  ギャラリー三日月  0138-87-0787 です。

 

(文・写真/ハコトリ実行委員 前田)

 

アートな会場の紹介/弥生町長屋

今回の会場3箇所ともそうですが、この弥生町の長屋も函館の古き良き時代を象徴する建物のひとつとして定評のあるものであります。その中で繰り広げられるアート展。背景がきれいで整った美術館やギャラリーとは違った空間を楽しむことができますし、その背景を作家さんがどのように使って表現したかを見るのも大きな楽しみです。

この長屋の大きな特徴は、四方にある防火用の煉瓦塀でしょう。大火に頻繁に襲われていた函館ならではの独特なものです。

建物は一般的な和風住宅ですが、建物の築後年数が年数ですから、あちこちに昭和の初期の痕跡があります。新築できれいな家にはないもの、つまり、建物に染み込んだ歴史を作家さんが自分の作品とマッチングさせるかが大きな見どころです。

まず、幸坂側から入って最初の会場である、石川潤さんの展示場では、何と床に自分の作品を直に描きました。

床に描くとなると、当然時間がかかります。オープニング間際まで連日ほとんど徹夜状態で描き続け、一時は生命の安否も心配された命がけの作品です(すみません、大袈裟でした。ですが、私たちスタッフや今回参加した他の作家さんたちも体の心配をかなりしていたのは事実です)。

でも、床だけではないのです。よくぞここまで描いたという絵が現地に・・・・。それは実際に現地でご覧になってください。圧巻です。

棟続きの隣に入ると、世界が一変します。知る人ぞ知る「なんか洋界」の世界です。ささきようすけさんが持つ、他には類を見ない独特の世界が、あなたを魅了または混乱させるでしょう。

これも一部分だけですみません。でも、ささきさんの作品は、全体で引いて見ても面白いし、このようにひとつものを部分的に見ても面白いから不思議なのです。どうぞ、ワンダーな世界に没頭してみてください。

別棟に移ると、佐竹真紀さんの映像作品が上映される部屋になるのですが、実は昨日からの激しい雨で、家屋の一部が損傷したため、急遽ギャラリー三日月での、大島慶太郎作品との交互上映としました。古い建物ならではのアクシデントですが、天候が良好な時はこの長屋で上映されます。ただし天候によっては会場が変わることもありますので、どうぞご了承ください。

佐竹さんの作品のリポートは、また後日行いますので、楽しみにお待ちください。というより、その前に来てくださいね(笑)。

さて、幸坂から入ると最も奥に位置するのが、飯田竜太さんの作品展示場。これもまた空間を上手に作り上げたといえる作品です。そして、この作品をどの角度から見るかも面白さのひとつ。基本は真正面から(だと思うの)ですが、下から見上げたり、右や左に移動したりして見ると、また別の意味合いを持つ作品に見えてきます。

今回は、現地ではあまり見られない角度である上からのショットをご紹介します。これはカメラを高く持ち上げて撮影したものです。よほどの長身の方でなければ見ることのできない角度です。

ハコトリ、遂に開幕。準備・息抜き・本番。

昨日、ついに第2回ハコダテトリエンナーレが開幕しました。その初日を飾るに相応しいイベントが旧大黒湯で開催。湯の浜ホテルのロシアンハウスさんによるバルの営業。ハコトリ参加作家である紀あきさんの手回しオルガン演奏など、一日中アートなフェスティバルが西部地区住宅街で繰り広げられました。

開催のために実行委員がミーティングを始めてから約1年半。ついにこの日がやってきました。私たち委員は裏方でしかありませんが、全国各地から集まった作家さんの作品が、函館の9月を何かの色に染めてくれたら、今までの時間が無駄ではなかったと思えるでしょう。

それでは、ハコトリ本番までの準備からの模様を写真でご覧ください。